1954-09-16 第19回国会 衆議院 決算委員会 第49号
といたしまして、議運で議員の逮捕にあたりましては、常にこの事件は氷山の一角であるから、この議員はいかなる場合においても、どうしても逮捕をしてくれということで、ほんとうに懇請をしているのですが、今度の特に利子補給の問題に関連いたしましては、かなり大勢の人の逮捕があつたのですけれども、一体このことについて法務大臣は、氷山の一角であるということを言わせるために、そうしていかにもそのあとに大きな事件があるかのように言つて議員
といたしまして、議運で議員の逮捕にあたりましては、常にこの事件は氷山の一角であるから、この議員はいかなる場合においても、どうしても逮捕をしてくれということで、ほんとうに懇請をしているのですが、今度の特に利子補給の問題に関連いたしましては、かなり大勢の人の逮捕があつたのですけれども、一体このことについて法務大臣は、氷山の一角であるということを言わせるために、そうしていかにもそのあとに大きな事件があるかのように言つて議員
私は本来から言つて、議員が提案する場合に、予算を伴うような議案を出すべきじやないというような見解に対しては反対です。そういう大蔵省の態度に対しては反対でありますけれども、今まで堅持されて来たことがここでくつがえつてもよろしいとお考えになつているのか、この点だけ聞けばいいのです。
そこをそんな狙いの末に捉われて、こういう案はどうですと言つて議員から出した、或いはちよつと考えたというようなことで、それは駄目だというのは駄目なので、その本来の趣旨を抹殺するようなことがおかしいので、我々はそういう意味で言つておるわけです。而も銀行局長のさつきの説明は、衆議院のほうで議員立法をやるような動きがあつたから政府は手控えたと言うが、そんな馬鹿なことがあるか。
何ら公の使命を帯びたものではないとして、この国会に数次にわたつてこれを言明し、個人の使いであるから、折衝の内容とそのいきさつを国会に説明する必要はないと言つて、議員の質問に対して肩すかしを今日まで食らわしております。一体、子供の走り使いではない。いやしくも大蔵政務次官を随員として連れて行つております。しかも、会談には武内公使も列席している。
一組は、やあうまくやつた、これはすばらしいことだ、日本の議員も見上げたものだと言つて、議員さんに拍手を送つたのと、もう一つの方は、ほんとうにそんなことをしていいのかいというのと二組あつた。それは大都会の連中はいいのですけれども、例をあげてみますと、東海銀行あたりは愛知県に根を張つておりまして、愛知県あたりは非常にたくさん中小企業者が散らばつていて、有力なる中小企業者がいるのです。
そういう乱暴な、むちやくちやなことを言つて議員を懲罰するなどということになつたんでは、これはまつたく国会の自殺行為です。私はよほど考えてもらいたいと思う。
御承知の通り、日本では宣言決議なんというものを突きつけて、簡單に言えば一片の紙を持つて来て、大きく声をあげて、何とかしてくれと言つて帰つて行きますが、向うでは立法のこまかいところにまで触れて、しかも世界各国のあらゆるものを参考に引いて、こうかえることが当然ではないかと言つて議員に訴えるだけではなく、口ビスターは全国の新聞に呼びかけたりして輿論を起す。また反対側の議員を全部招待して食事もする。
その場合に刑罰権と懲罰権との競合というような問題がありましようけれども、刑罰権が及ぶからと言つて、議員の自主権の方が引つ込まなければならんという理窟もございませんから、競合すれば競合しつ放して一向差支えないのじやないかというふうに思います。